「秋を彩る」
松村英治 陶展
2016.9.24(土)-10.2(日)
11:00 - 18:00
会期中無休
松村さんとはほぼ開店当初からのお付き合いですが、
ゆくりでは初の展示会です。
初めて手にしたのは、いろんな表情を見せる深い色の
南蛮焼と呼ばれる焼締め。
松村さんの代表的な作品でもあります。
写真は我が家の十年もの。
どんな料理もキリッと引き締めて
ご馳走にしてくれる、南蛮焼八寸皿。
カレーやパスタなど、一人前の
お皿としても重宝しています。
引っ掛かりがないのでスポンジでも洗いやすい逸品。
毎日使いでも一カ所も欠けることない丈夫さです。
- 釉薬もののうつわ -
元々作陶を始めた頃から釉薬の研究もされていましたが、
ある時惹かれる土に出会ったことから、焼き締めに加え、
その土で釉薬ものを再び作られるように。
灰釉、緑釉、飴釉、三彩など、端正な焼締めとは
また違う素朴で伸びやかな表現で、作風の幅を広げられました。
様々な色が折り重なった釉は深い海の色を
思い起こさせるようでもあります。
隠れたところにも細やかな心遣いのあるうつわ。
プロの方も信頼を寄せる、丈夫さと使い勝手の良さ。
実際使ってみて初めてわかる点も多くあります。
是非お手に取ってご覧いただけたら嬉しく思います。